美容業界は、既に秋冬の準備が進められています。ファッション業界も花業界も季節先取りで、皆さん動いているので、業界の方々は大変ですよね。そして、私も少々季節先取りの話題を紹介しようと思います。
真夏の紫外線を浴びてしまったお肌は、かなり疲れています。毎年のことですが、年令を重ねると、夏から秋の季節の変わり目にお肌を放置状態にすると老化を促進させてしまいます。
対策は、何か考えていらっしゃいますか?美容業界もこの季節の変わり目は、お肌の変わり目でもあることを狙って、これからどんどん新しいものが出てくるかもしれません。その最初の紹介として、アスタリフトシリーズがリニューアルする紹介です。
今まで、アスタリフトを使って、物足りなかった方に満足してもらいたいと願って開発された化粧品だそうです。販売は、9月1日からです。
顔のたるみ、ほうれい線に効果期待のリニューアルアスタリフトシリーズとは
富士フィルムのアスタリフトシリーズで、人気の高いジェリーアクアリスタは、保湿効果の高いセラミド、強い抗酸化力をもつアスタキサンチンがナノ化され配合されていることで、話題になった商品です。しかし、使ってみた方の中には、少し物足りないと感じた方もいらしたと言うのが実際のところの様です。
人それぞれ、お肌の性質は違うものなので、どうしても合う、合わないなどが生じるのは仕方のないことだと思います。しかし、富士フィルムでは、更に研究を進め、細胞老化の抑制が期待できる成分として「ナノアスタキサンチンCP+」を開発したと言うことです。
現在、1日の中で、スマホやPCを1回も見ないという方はいないのではないでしょうか。昔に比べたら、眼精疲労で辛い思いをしている方も多いようです。アスタキサンチンは、眼精疲労にも良い影響を与えてくれると言われている成分なんです。アスタキサンチンについての詳細は、以下の記事を参考にして下さい。
tarumi-houreisen.hatenablog.com
さて、その新しく開発された「ナノアスタキサンチンCP+」のスゴサとは、どのようなものなのでしょうね。
顔のたるみ、ほうれい線に働きかける「ナノアスタキサンチンCP+」とは
アスタキサンチンは、最近様々な化粧品に配合されるようになっている成分です。アスタキサンチンには、紫外線やストレスなどによって発生する活性酸素を除去する強い力を持っています。富士フィルムは、そのアスタキサンチンとビタミンBとEの誘導体であり、古くから抗炎症剤として利用されることがあったニコチン酸トコフェロールの作用について着目しました。
お肌の奥にある真皮層には、組織幹細胞と呼ばれるものが存在しますが、その組織幹細胞には、「幹細胞自身が再び生み出す自己複製能」と「機能的に変化する分化能」を長期に維持できる性質があります。その機能が低下してしまうと、お肌の老化が促進され、ハリ、潤いを失い、顔のたるみ、ほうれい線が生じてしまいます。
その組織幹細胞の機能を低下させてしまう要因は、2つ考えられるようです。その要因と言うのが、紫外線や活性酸素によって生じる「酸化ストレス」と細胞複製の進行を阻害する様々な内的・外的要因ストレス(「細胞複製ストレス」)です。
幹細胞につては、以下の記事も参考にして下さい。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
富士フィルムは、アスタキサンチンとニコチン酸トコフェロールが、「酸化ストレス」と「細胞複製ストレス」に働きかけ、細胞老化を抑制してくれることを見出したのです。更には、独自技術でアスタキサンチンとニコチン酸トコフェロールの2つの成分を組み合わせ、異なるアプローチで細胞老化の抑制が期待できる独自成分「ナノアスタキサンチンCP+」を開発しました。
お肌の奥の真皮層に存在する組織幹細胞の細胞老化を抑制することで、加齢や光老化で低下するお肌のハリや潤いの改善が期待できます。なお、「ナノアスタキサンチンCP+」は、独自技術により約50nmサイズに乳化し、浸透性の向上を狙っているということです。
顔のたるみ、ほうれい線ケアにはナノ化はかなり重要
化粧品の成分が「ナノ化する」とか「ナノ化した」とか良く聞きますが、一体、ナノ化って何?と思いますよね。簡単に言うと、小さくしちゃったと言うことです。どんだけ小さいの?って話ですが、お肌に浸透するくらいですから、目では確認できないほど小さいと言うわけです。
「ナノ」と言うのは、「センチ」「ミリ」などと同じ数の単位の一つです。1nm(ナノメートル)は、10憶分の1メートルなのです。ん~~~・・・わかりずらいでしょうか。例えば、髪の太さは、1本が約0.1mm程度と言われています。1nmは、髪の毛を10万分の1に割いた太さと言うことになるようです。やはり、すごく小っちゃいということです。
人間の肌の細胞は、250ナノメートルより大きい物体を通すことはできないと言われています。そこで、ナノ化と言う技術が発達して、化粧品の有効成分を肌の奥まで行き渡らせるようになったのです。今回の「ナノアスタキサンチンCP+」は、約50nmと言うことですので、お肌への浸透は十分期待できると考えられますね。更に、効果の期待が高まります。
顔のたるみ、ほうれい線の為に光老化対策は常に大切
上記までで、9月からリニューアル予定のアスタリフトシリーズについて紹介してきました。最初に販売されるアスタリフトシリーズは、美容液として、「アスタリフトインフォーカスセルアクティブセラム」が販売されます。更に、エイジングケア領域の機能性化粧品には、「ナノアスタキサンチンCP+」の成分が配合されて販売の予定と言うことです。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。しかし、結局、記事タイトルにある光老化って何?と思ってしまった方は、前回の記事を参考にして下さい。前回の記事は、光老化の話題でした。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
また、アスタリフトジェリーアクアリスタの口コミなど知りたい方は、以下の記事も参考にして下さい。
houreisen-seramido.hatenablog.com