毎日、洗顔しているのに、いまいち肌トラブルから解放されない。メイク崩れも激しく、昼までメイクが持たない。洗顔後は、カサカサなのに時間が経つと脂が浮いてベタベタになってしまう。このような悩みがある方は、肌のバリア機能が上手く働いてないのかもしれません。肌のバリア機能については、以下の記事を参考にして下さい。
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肌のバリア機能がしっかりと働くためには、肌に優しい洗顔が大切です。一度、洗顔の方法を見直してみることをおすすめします。
刺激的な洗顔で顔のたるみ、ほうれい線を作っていませんか?
一日、メイクしたままで過ごすと、どうしてもメイクを落とす為に、しっかり洗顔をしようと思い、ついつい擦ってしまったり、毛穴の汚れも気になるので、毎日スクラブ系の洗顔料で洗顔してしまうという方は、毎日、肌に刺激を与えていることになるので、肌のバリア機能は衰えて、肌のターンオーバーも乱れてしまいます。
その結果、顔のたるみ、ほうれい線の原因を作る結果となってしまいます。
また、擦るのは、良くないからということで、擦らずに洗顔している方は、汚れが落としきれてない場合もあります。そのような状態で、化粧水や美容液を入れてもきちんと肌に浸透せずに、肌トラブルの原因になってしまいます。
肌に刺激を与えず、優しく洗顔をしつつ、しっかり汚れを落とす方法に変えてみることで、肌トラブルの悩みから解放され、顔のたるみによるシワ、ほうれい線の解消にも効果をもたらします。
顔のたるみによるシワ、ほうれい線解消につながる洗顔の方法
洗顔をする時にポイントとなる点は、まず、洗いすぎに注意です。さっぱりして気持ちの良い感覚は大切ですが、さっぱり=肌が乾燥すると考えた方が良いです。これをそのまま、放置しておくと、インナードライ肌の原因になり、顔のたるみ、ほうれい線ができやすい肌になってしまいます。
▼肌に刺激を与えない洗顔法
①泡立ちは命です。たっぷりの泡を作りましょう。
肌は、絶対にこすらず、摩擦を与えずに洗顔します。その為には、たっぷりの泡が必要になります。洗顔時の泡立てが大切なことは、一般的に知られていることですが、どのくらい泡立てますか?上手く泡立てられない場合は、積極的に泡立てネットを使っていただき両手の平にこんもりと乗っかるほどの大きな塊の泡を作りましょう。
実は、泡の質も大切です。水分を多く含んでしまっている泡は、肌の汚れとの吸着が弱まってしまいます。適度な水分で泡立て、手のひらをひっくり返しても泡が手から離れないほどのしっかりとした泡をつくるように心掛けましょう。
しっかりと出来上がった泡を顔にのせて、手の平で泡を転がすように洗顔しましょう。この時、手のひらが顔に触れないことが大切です。
②すすぎに時間をかけない。
すすぎは、しっかりと、かつ、短時間で行うようにしましょう。最初は、熱すぎないぬるま湯で手早く泡を落としましょう。この時、顔は擦らずに、優しく手のひらで顔を覆うようにしながら洗い流していきます。ここで、時間をかけてしまったら乾燥の原因を作ってしまうので、短時間で済ませましょう。
泡がだいたい洗い流せたら、最後は、冷たい水で肌を引き締めるように流します。ぬるま湯で洗い流した時に開いた毛穴を引き締めるように、冷たい水で引き締めましょう。私は、ここで、30回くらい顔に水をかけるように流します。この時も絶対擦りらないことが大切です。
③水分の拭き取りも擦らない。
洗顔が終わった後の水分の拭き取りですが、ここでも擦らず、タオルで顔を抑えつけるようにして、水分を吸い取ります。肌にトラブルを抱えている方は、タオルは毎回、変えた方が良いです。私は毎回タオルを変えています。1回の拭き取りでも、タオルにも汚れが着くものなので、肌が敏感な方は、一度使ったタオルで再度水分を拭き取ると、肌トラブルの原因になります。
④洗顔後は、たっぷりの化粧水を肌に与えてあげて下さい。
洗顔後の肌は、バリアが取れた、敏感な肌になっています。たっぷり化粧水を肌に入れてあげることで、十分な保湿が可能となり、顔のたるみによるシワ、ほうれい線を解消する効果をもたらします。後は、毎日自分で行っているスキンケアをすれば出来上がりですね。
顔のたるみによるシワ、ほうれい線の原因となるスクラブ洗顔
スクラブ洗顔は、毛穴の汚れが取れて、くすみもすっきりとれるという点で好んで、使用している方も多いかもしれません。しかし、肌に刺激を与えてしまい、顔のたるみによるシワ、ほうれい線の原因を作ってしまいます。
スクラブ洗顔は、通常の洗顔では、落としきれないところをスクラブで補うという感覚で使用することをおすすめします。その為、一週間に1回程度が肌の為になると思います。
顔のたるみによるシワ、ほうれい線を解消する為に、朝の洗顔は簡単に済ませましょう
朝の洗顔を夜と同じ様にする必要はありません。夜、洗顔をして、スキンケアを行って、眠りについたわけですから、メイクもしていない状態です。ですから、夜と同じ様に洗顔をしてしまったら、大切な水分を更に洗い落としてしまい、乾燥肌の原因を作ってしまいます。
朝は、ぬるま湯で洗い流し、最後冷たい水で引き締める洗顔だけで十分です。この時も、決して擦らず、手のひらで顔を覆うようにして、洗顔を行ってください。
顔のたるみによるシワ、ほうれい線の原因を作らないために洗顔は1日2回で十分
本来、洗顔と言うのは、朝、簡単に顔を洗い、夜、寝る前にメイクを落とし、洗顔料で洗顔するという、1日2回の洗顔で十分なはずです。しかし、脂性肌の方は、浮いてくる脂が気になり、1日に何度も洗顔をしてしまう方もいます。
それは、更に脂性肌になってしまう原因を作ってしまっているのです。洗いすぎの乾燥から肌が余分な脂を出そうとしてしまうのです。また、今はそうじゃなくても、若い時に1日に何度も洗顔をしていたという方も、脂性肌の原因を作ってしまった可能性があります。それらの症状をインナードライと言います。
脂性肌の方、カサカサ乾燥でお悩みの方は、上記の洗顔方法をおすすめします。肌が少しづつ変化していくのを感じることができるはずです。その結果、顔のたるみによるシワ、ほうれい線の解消へとつながっていくのです。