カッサの人気が高まる一方で、果たして、継続してカッサマッサージを行うことで、炎症系などのシミトラブルは大丈夫なのかしら?と思う方も多いのではないでしょうか?そんな、トラブルを避ける為に、カッサの影響による炎症系シミ対策について記事にしてみました。
顔のたるみケアのカッサマッサージとは
カッサマッサージとは、カッサプレートで肌をこすることで経絡やツボを刺激し、気・血・津液の循環を良くし、デトックス効果により、体内のバランスを整えていくという効果があります。更に詳しいカッサマッサージについては、以下の記事を参考にして下さい。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
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カッサマッサージに使用するカッサプレートは、顔の血液やリンパの循環を良くする器具です。最近では、顔のリンパ液が滞ることで、シワの原因になることも研究でわかってきています。ですから、カッサマッサージで、リンパの循環を良くすることは、シミ対策にもつながります。
一方、誤ったカッサマッサージによって肌に刺激を与えてしまうことで、炎症性色素沈着(シミ)の原因を作ってしまう可能性があります。さて、その炎症性色素沈着とは、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか?
顔のたるみケアのカッサマッサージで原因を作る可能性がある炎症性色素沈着とは
シミと言うと、様々な種類がありますが、「炎症性色素沈着」というのは、ニキビや肌荒れからシミへと変化してしまったもののことです。他のシミとは違って、傷に近い症状が多いです。炎症や外傷が起こった形でシミとなって残るため、形は様々です。色は褐色~黒褐色で、形状や色は、炎症の度合いによって異なります。
炎症性色素沈着は、「一時性」のものと「慢性」のものとがあります。一時性の場合は、火傷や外傷による傷が完治したときに色素が沈着している場合です。こちらは、放置していてもすぐに消えます。慢性の場合は、アトピー性皮膚炎、かぶれ、ニキビなどが慢性的にできてしまい、その部位に徐々に色素沈着していき、消えないシミとなってしまう場合です。
皮膚の刺激などでもできてしまう為、敏感肌の方は、コットンの使用でも炎症性色素沈着に発展しかねません。肌のターンオーバーが正常であればシミになっても徐々に消えていくのですが、ターンオーバーが滞っている方は、自らターンオーバーを促してあげる必要があります。
通常、肌のターンオーバーが正常に行われることで、メラニン色素が排出され、元の肌色に戻りますが、紫外線対策を怠り慢性的に浴び続けた場合や、ターンオーバーが部分的に滞ったりすることで、メラニンが過剰に作られてしまい、結果として老人性色素斑の原因となってしまいます。
▼炎症性色素沈着の対策
炎症性色素沈着は、放っておいても消えていくことがあります。しかし、すぐに目立たなくしたい場合は、ケミカルピーリングをしてターンオーバーを促進させることが大切です。
ただ、気を付けたい点は、炎症性色素沈着が生じている肌は、デリケートになっています。ピーリング剤の使用は、敏感になっている肌には刺激が強すぎる場合もあります。必ず、腕などで確認してから実施することが大切です。
また、自分に合わないスキンケア法が一番、肌の調子を悪化させてしまいます。自分に合わないと感じた時は、すぐに使用を中止することをおすすめします。また、紫外線で肌の状態を悪化させてしまうこともあります。紫外線対策は、マメに行うことが大切です。
▼炎症性色素沈着は化粧品でも対策可能
炎症性色素沈着は、治療に行かなくても美白化粧品で消えやすいシミだと言われています。美白成分フラーレンやハイドロキノンをはじめとする美白成分が含まれている美白化粧品を使用することで、治療に行った場合と同じペースでシミ対策ができるようです。しかし、やはり心配が残る様でしたら、クリニックでの治療が安心かもしれません。
顔のたるみケアによるカッサマッサージが原因でできる炎症性色素沈着の対策
炎症性色素沈着の特徴として、ターンオーバーが正常に行われることで、徐々に消えていくというポイントがあります。肌が敏感な方は、カッサマッサージをすることで、炎症性色素沈着が生じる可能性があります。
事前に、肌のターンオーバーを整えておくことが必要ですが、加齢で滞りがちな肌に対して、ターンオーバーを整えることは非常に難しいことだと思います。
日常的に、美白化粧品の使用を心がけ、もし、心配な方は、体の内側からターンオーバーを促進させるサプリメントなどを摂りいれる対策も効果的かもしれません。サプリメントをお探しの場合は、以下の記事も参考にして下さい。