顔のたるみの原因って結局は、加齢に伴うコラーゲン減少による肌弾力の低下、筋力の低下などが一番の原因でしたよね。詳細は、以下の記事で確認して下さいね。
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私たちが毎日、行っている洗顔は、どんな目的で行っているのでしょうか?一番大切なことは、汚れや皮脂を洗い流すことですよね。それが、間違った方法で余計な物まで洗いながしてしまったり、肌細胞を傷つけてしまったりすると、肌のバリア機能を失い、シワ、たるみの原因を作ってしまいます。では、どんな洗顔が肌にとって理想的なのでしょう?そんなことを考えながら記事にしてみました。
顔のたるみ解消に大切な肌のバリア機能とは
肌のごくごく表面の角質層は、肌の内側の水分が蒸発しないように守ってくれています。また、肌の内部に化学物質や細菌やばい菌が侵入しないように守ってくれています。これらのことを肌のバリア機能と呼んでいるのです。
その肌のバリア機能が低下してしまうと、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作っている繊維芽細胞も弱まり、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が作られなくなってしまいます。そして、紫外線や外からの刺激にも弱くなり、肌のハリが失われ、シワ、たるみといった老化現象を引き起こしてしまうのです。
肌のごくごく表面のたった0.02mmのサランラップほどの厚さしかない角質層を守ることは、肌の若さを守ることにつながるのです。この角質層のバリア機能を守る為には、肌にとって良い洗顔法というのが鍵を握っているわけです。
顔のたるみによるシワ、たるみを作らない洗顔とは
一日、メイクをした後で、洗顔をしようと思ったら、まず、クレンジングでメイクを落とし、洗顔料で顔を洗っておしまい・・という方が多いのではないでしょうか?でも、メイクを落とすクレンジングには、肌を守っている常在菌をも根こそぎ洗い流してしまう強力な合成界面活性剤が入っているのをご存じでしたか?そして、その後に使おうとする洗顔フォームにも合成界面活性剤が入っているのです。
たった0.02mmの角質層にダブルで合成界面活性剤に攻撃されたら、綺麗に大事なものまで流されしまうのは当然なのです。そして、それが毎日続いたら・・・・当然、肌のバリア機能は正常に働かなくなり、肌の内部の水分は蒸発しっぱなし、外からのばい菌も化学物質も肌に入りっぱなしで、乾燥肌、敏感肌へと自然と導かれていってしまうのです。
そういう刺激の強い洗顔を避けるだけで、肌のバリア機能は回復され、しわ、たるみのない肌へと近づいていくことができます。
顔のたるみ解消の敵でもある合成界面活性剤とは
界面活性剤は聞きなれている方も多いのではないですか?「水」と「油」のように本来、混ざり合わないものを混ぜ合わせるために使うものです。界面活性剤の働きをするものに「レシチン」「サポニン」「リン脂質」「ペプチド」など天然のものがあります。界面活性剤は、メイク落としにも使用され、化粧品のクリームなどを作る際にも使われています。
しかし、「崩れないメイク」が求められる現代では、自然界の界面活性剤では洗浄力が足りないため、格段に洗浄力をUPさせた合成界面活性剤を使用するようになったのです。しかし、合成界面活性剤は、あまりの洗浄力の強さに大事な肌バリアまで「ゆるめて、溶かし出してしまう」性質があると言われています。
合成界面活性剤がたっぷり入った、合成洗剤にミミズを入れる実験では、ミミズが死んでしまうだけでなく、溶けて液体がオレンジ色になってしまったと言います。ちょっと怖い話ですが、私たちの肌も毎日使用することで、肌ののたんぱく質も少しずつ溶けているのではと思ってしまう話です。
顔のたるみ解消のためには肌に優しいものを選ぶ
合成界面活性剤のことを考えましたら、自分の肌にとって、優しいクレンジング、洗顔料を選びたくなります。さて、それはどんなものなのでしょう。
合成界面活性剤の入っていない、レシチンなど肌に負担をかけない乳化剤を使った自然派のクレンジングや石けんなどでメイクを落とすことが、肌には優しい洗顔だと思います。「そんな洗顔で、メイクは落ちるのかしら」と言う不安がよぎる方は、そう言う自然派クレンジングや石けんなどで落とすことができるファンデーションを選ぶことも大事なことだと思います。
「レシチン乳化 クレンジング」とか「自然派 石鹸」などで検索をすると肌に優しいクレンジングや石鹸が調べられます。自分の肌にとって優しいものを選ぶことがシワ、たるみ効果につながることだと思います。