顔のたるみケアの始め方!コラーゲン、プラセンタ、セラミド、炭酸は効果あり?

顔のたるみ、ほうれい線にコラーゲン、注射、セラミド、炭酸、その他について効果があるのかを伝えています。

顔のたるみが生じた細胞に働きかける幹細胞コスメの効果とは

最近、化粧品と言うのは、とても早い速度で進化しているように感じます。それは、人間が長く生きられるようになり、加齢とともに、きれいでい続けたいという女性が多くなってきたからかもしれません。

 


顔のたるみ、ほうれい線の悩みも足りないものを補って悩みを解消するのではなく、悩みの基となる細胞へ働きかけ解決しようというところまで変化していっているようです。

 


特に、顔のたるみ、ほうれい線改善の原因は、様々な要因が考えられる中、結局は、一つ一つの肌の細胞が元気になれば問題解決することなのです。

 


どうやら、そんなコスメも誕生してしまっているのですね。それが幹細胞コスメと言われる化粧品です。では、幹細胞とは何?どんな効果があるの?と思いますよね。その辺りを記事にしてみました。

 

 

顔のたるみケアに効果を期待する幹細胞とは

 

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私たちの体は、約60兆個、200種類以上もの細胞が集まってできています。それぞれの細胞には、役割があり、筋肉の細胞なら筋肉の役割、神経の細胞であれば神経の役割というように、細胞ごとに働きが違ってきます。しかし、中には、役割を持たずに、いろいろな細胞になれる細胞があります。これが「幹細胞」です。

 


幹細胞は、さまざまな細胞になることができる能力(多分化能)と、自分とまったく同じ能力を持った幹細胞をコピーできる能力(自己複製能)を持っている変幻自在な細胞です。

 

 

私たちの体の中には、さまざまな種類の「成体幹細胞」が存在していますが、現在、美容や医療の分野で、もっとも用いられているのは、皮下脂肪から採取した「ヒト脂肪由来幹細胞」です。

 


この幹細胞は、私たちが病気やケガした場合には、その情報をキャッチして、傷ついている場所に集合します。そして、集まった場所で分化・分裂を繰り返すことで、失われた細胞を再生して補い、組織の機能を回復させるという重要な働きをしているのです。

 

 

顔のたるみケアに関係する幹細胞が存在する場所とは

 

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私たちの肌は、「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層で形成されています。 一番表面にある表皮は、肌を作り出す場所です。

 

 

細胞をつくる元になる細胞を「幹細胞」と言いますが、表皮の底にある「基底層」には、「表皮幹細胞」が存在し、次々と新しい皮膚が作り出されています。作り出された皮膚は、上へ上へと押し上げられ、表面までたどりつくと、自然にはがれ落ちます。 これが肌のターンオーバーとなるわけです。

 


また、基底層には、色素細胞の「メラノサイト」も存在しています。メラノサイトは、紫外線に反応してメラニン色素を作り出し、紫外線が肌の内部に侵入するのを防いでいます。 通常であれば、メラニン色素は、古い皮膚とともに、ターンオーバーではがれ落ちます。

 

 

しかし、表皮幹細胞の働きが弱まると、皮膚が作られるスピードが遅くなるため、ターンオーバーに時間がかかるようになります。すると、シミの元となるメラニン色素が、なかなか排泄されなくなり、肌がくすんだり、色素が沈着してシミができたりするのです。

 

顔のたるみケアに使われている幹細胞の活躍

 

 

現在、美容外科クリニックでは、再生医療の技術を応用した「幹細胞」を利用した施術が行われています。私たちの肌にも、肌の一番上にある表皮細胞をつくり、ターンオーバーを司る「表皮幹細胞」や、真皮内にありハリや弾力のもとになるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸をつくる「線維芽細胞」が存在しています。

 


表皮幹細胞や線維芽細胞の細胞の衰えが原因で、顔のたるみ、ほうれい線、シミができ、肌の老化現象につながります。 人が本来持っている自己再生能力に着目した再生美容(アンチエイジング再生美容)では、幹細胞や線維芽細胞の活性化や再生を目的に施述が行われています。

 

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具体的には、自分の血液から採取した血小板に含まれる成長因子(グロースファクター)を肌に注入することで顔のたるみやほうれい線を改善したり、自分の皮膚から採取した線維芽細胞や、脂肪から採取した脂肪由来幹細胞を培養して再び肌に注入・補充することで、肌そのものを若返らせる、根本的な再生美容が行われています。

 

 

顔のたるみケアに効果を期待する幹細胞コスメとは

 

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最近では、クリニックでの再生美容だけでなく、エステや化粧品にも幹細胞が応用されるようになりました。 これは、ヒトの皮下脂肪から採取した「脂肪由来幹細胞」を培養したときに分泌される「幹細胞培養液」を配合したもので、幹細胞コスメと言われています。

 


人のカラダの中には、さまざまな幹細胞が存在しています。脂肪由来幹細胞は、中でも特に多彩な細胞に成長することができる特殊な幹細胞だと言われています。

 

 

この脂肪由来幹細胞培養液には、タンパク質が500種類以上も含まれていて、その中には、サイトカインと呼ばれる細胞活性のカギとなる情報伝達物質が豊富に含まれています。

 


近年、化粧品成分として注目されているEGFやFGFなどの成長因子(グロースファクター)はサイトカインの一種です。 脂肪由来幹細胞は、ほかの幹細胞を培養しても抽出することができない多くの成長因子を含んでいて、高いアンチエイジング効果が期待できると言われています。


成長因子については、以下の記事を参考にして下さい。

 

kaotarumi-taisaku.hatenablog.com

 

顔のたるみケアに最先端クリーム「メナードオーセントクリームⅡ」の効果


メナードは、独自で幹細胞の研究を進めているようで、様々なことが研究でわかってきているようです。

 

 

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肌の幹細胞は、加齢とともに減少することを確認し、この幹細胞の減少が肌の生まれ変わる能力を低下させて、老化の原因となる顔のたるみ、ほうれい線を作ってしまうようです。肌の老化を防ぎ、若々しい肌を取り戻すには、減少していく幹細胞を増やすことが大切だとメナードは考えて、「オーセントクリームⅡ」が誕生したようです。

 


メナードだけに、やはりお値段は、100,000円ということで、とっても高価ですが、1回の使用感で翌日の肌が全然違うようです。口コミでは、「一度使ったら手放せない」という方が多かったです。続けることで、「細胞が増える」と言うことらしいですが、果たして本当に増えるのか・・・というところです。

 


幹細胞コスメは、メナードに限らず、またもっとお安く、様々なところで、販売されているので、自分に合ったものを選ぶことが大切なのだと思います。ただ、まだまだ進化の気配は濃厚ですので、そのうち「オッ!」とびっくりするようなコスメが誕生するかもしれませんね。