ポーラ・オルビスグループから敏感肌向けコスメの専門ブランドとして生まれたディセンシアからブースターセラムが発売されるというお話です。発売は、来月3月1日からですが、既に先行販売が始まっています。この時期に少しでもお得感を味わいながら、春までに、肌のハリ・ツヤを取り戻すって言うのも良いかもしれません。
今回のディセンシアからのブースターセラムの開発背景には、女性のストレスがきっかけということです。どのように関係しているのでしょうね。その辺りを記事にしてみました。
ポーラの美容液については、以下の記事を参考にして下さい。
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顔のたるみ、ほうれい線とストレスの関係
現代の30代~40代の働く女性の9割以上が日々ストレスを感じ、ストレスによる肌荒れを実感しているということです。更に、深くストレスと肌の関係性に着目していくと、ストレスによる肌荒れを感じている8割以上の女性が「ストレスを感じると、スキンケア効果を感じにくくなる」と思っていることがわかった様です。
この言葉を聞いて、私は、「そうそう!その通り!」と思ってしまいました。本当に、ずっと使い続けていた化粧品がだんだんと効果がなくなってくるという経験は誰にでもあると思います。それは、ほとんどが加齢に伴うことが原因かな?と思ってしまいますが、ストレスがなければ、もっと肌の老化速度を遅くできるかも・・・と思ってしまうんですよね。
そんな女性の悩みを解決しようと、ディセンシアのブースターセラムの研究が始まったようです。
ストレスによる肌トラブルで多くあげられるのは、「乾燥肌」だそうです。乾燥肌の次にあげられるトラブルが「くすみ」「ハリのなさ」だそうです。
ストレスによる肌荒れのメカニズムは、血行不良によって、皮膚温が低下することで、正常な角層が生み出されなくなり、肌のバリア機能が低下し、肌の老化を促進させてしまいます。それによって、肌のハリ、潤いも低下し、顔のたるみ、ほうれい線が生じてしまうことになります。
▼ストレスによる肌の状況
①皮膚温低下:ストレスや睡眠不足により、皮膚の温度が低下します。
②バリア機能低下:皮膚温が低下すると、健康な角層を生み出す「タイトジャンクション」の働きが不活発になり、肌のバリア機能が低下します。
③肌老化の加速:バリア機能が低下すると、外部刺激が受けやすくなり、慢性的な炎症によりコラーゲンが破壊されてしまうことで、ハリ、弾力が低下してしまいます。
以上のことから、ディセンシアは、ストレスを感じている肌には、血流の流れをスムーズにすると共に、細くなった血管を拡張させることで、皮膚の温度を上昇させ、肌トラブルに対応したいと考えたようです。
顔のたるみケアにエンリッチブースターセラム効果で皮膚温上昇でハリ・ツヤを取り戻す
今回、ディセンシアから発売されるブースターは、エンリッチブースターセラムと言って、皮膚の血行を促進さえ、皮膚温を上昇させることで、肌トラブルを改善していこうというものです。しかし、配合されている成分を見てみると、それ以上の期待ができそうな頼もしい成分ばかりでした。
◆肌ダメージ修復成分
▼トウキエキス
セリ科の多年草トウキ(当帰)の根から抽出した成分です。外界から水分を吸収する吸湿性に優れ、エキス自身にアミノ酸や糖が多く含まれるため、保湿性が非常に高いです。角層内のアミノ酸を補充し、肌の保水力をあげると同時に、乾燥や日焼けによる肌荒れ・炎症を抑制し、透明感あふれる肌へと導きます。
▼フカスセラツスエキス
「美の海藻」とも呼ばれる褐藻「フカスセラツス」から抽出されるエキスです。角層細胞の周りにはCE(コーニファイドエンベロープ)というタンパク質の膜があります。このCEが成熟していると、角層のバリア機能が高く、一方で、未熟なCEは、角層細胞は弱々しく、バリア機能が低下してしまいます。
フカスセラツスエキスは、このCEを生むのに必要な酵素の一つTGKを活性化させる作用があり、バリア機能・保湿機能が良好に働くように、角層本来の機能を整えます。
◆ハリ・弾力を高める成分
▼オトギリソウエキス(ポーラ研究所オリジナル成分)
オトギリソウの全草と花から有用成分を高濃度に抽出した、ポーラ研究所オリジナル成分です。オトギリソウに含まれる有効成分「ファレロール」は、線維芽細胞を強化し、コラーゲンの構造をつくる能力を向上させ、肌のハリ・弾力を維持させる作用があります。
▼コウキエキス
中国の南部に自生するクルミ科の植物です。抗酸化として広く知られていますが、コウキエキスの中でも、特に、「抗炎症」の効果が高い部位を抽出したエキスを採用しています。
炎症の原因となる起炎物質(ヒスタミン)の放出を止め、炎症発生を抑制します。その高抗炎症力により、メラノサイト刺激因子(PGE2)を抑制する働きもあることから透明感ケアをサポートする効果も期待できます。
◆皮膚温上昇・ストレスケア成分
▼パルマリン
大西洋に生息する赤みの海藻(オゴノリ、テングサなど)である「紅藻(こうそう)」から抽出したエキスです。保湿力、抗酸化力に優れ、アンチエイジング効果があるとされ、化粧品に幅広く配合しています。顆粒層(かりゅうそう)のタイトジャンクション(TJ)の働きを強め、健康で美しい角層に導く力に優れています。
▼ジンセンX(ポーラ研究オリジナル成分)
朝鮮人参の根部分で、中でも効果が高い部分だけを高濃度・高精製して抽出したポーラ研究所オリジナル成分です。血小板の凝血を防ぎ、血液の流れをスムーズにするとともに、細くなった血管を拡張する働きがあります。また、この成分によって、血行が促進され、皮膚の温度上昇が期待できます。
▼ビルベリー葉エキス
ブルーベリーに近い関係にある「ビルベリー」の葉から抽出したエキスです。その葉から得られる当エキスは、リラックス成分として知られる「GABA」を真皮内で増やす酵素(GAD)を産生させるほか、コラーゲンに栄養を送る役割をもつ線維芽細胞を増加させるとともに、抗酸化作用にも優れています。
◆透明感をもたらす成分
▼ローズマリーエキス
地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木です。メラニンの元、「チロシナーゼ」の生成を抑制させる効果があり、最新の研究では、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドを産生する力もあると言われています。
▼エクスレシド(ポーラ研究所オリジナル成分)
セイヨウトチノキの果実・葉・樹皮などから抽出した成分で、安全性が高く、効果も高いポーラ研究所オリジナル成分です。
メラニンの元になる「チロシナーゼ」の生成を抑制する働きがあります。また、抗炎症を防いだり、日焼け後の肌状態を緩和させてくれたり、乾燥からくる赤みやほてり感などを抑制・緩和させたりする効果も期待できます。
◆潤い補給成分
▼セラミドナノスフィア
細胞間脂質を構成するセラミドと同一の化学構造の「ヒト型セミド」を採用しています。乱れたセラミドの配列を整え、肌の保水機能をサポートします。セラミドは、結晶化しやすく、水に溶けにくい性質の為、水溶性のものには配合が難しいです。しかし、今回はナノサイズ化に成功し、保湿力を高めるセラミドカプセルとなりました。
顔のたるみケアに利用したいエンリッチブースターセラムの使用法
ディセンシア以外からもブースターは、発売されています。以下のブースターについても参考にして下さい。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
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最近、様々なブランドからブースターが発売されているので、使い方についても、大丈夫だと思いますが、ブースターは、洗顔後の何も付けない状態で使用することが効果的な使い方です。
特に、エンリッチブースターセラムは、血流を良くする成分が配合されているので、洗顔後に使用することで、皮膚温が上昇し、その後から使用する、化粧水、乳液などの浸透が一層高まります。
①エンリッチブースターセラムを2プッシュ、手のひらに出し、手のひら全体で温めてから、顔全体に優しくなじませます。
②更に1プッシュを取り、手のひらで温めた後、フェイスラインから耳の下を通り、鎖骨までなじませます。
エンリッチブースターセラウムを使用することで、角層の水分量が134.5%アップすることがわかっています。
今までのスキンケアの効果が薄らいできていると感じたら、ブースターを使用することは良い方法かもしれません。今までのスキンケアはそのままでプラスして利用することができる点がブースターの良い点だと考えています。
ディセンシアについてもっと知りたい方は、以下を参考にしてください。