顔のたるみケアの始め方!コラーゲン、プラセンタ、セラミド、炭酸は効果あり?

顔のたるみ、ほうれい線にコラーゲン、注射、セラミド、炭酸、その他について効果があるのかを伝えています。

顔たるみケアにヒートショックプロテインを増やしコラーゲン激増を狙う

体を冷やすというのは、健康面でも美容面でも好ましいことではありません。体を温めることは血流促進、心身リラックス、発汗による新陳代謝アップなど良いことがたくさんです。その中でも、最近、話題になっているのがヒートショックプロテインHSPです。

 

 

体を温めることでHSPが増加するようです。HSPが増加することで美容面や健康面の促進のサポートになるようです。そんな、頼もしいヒートショックプロテインについてまとめてみました。

 

 

顔のたるみケアの効果が期待できるヒートショックプロテインとは

 


ヒートショックプロテインHSP)とは、傷ついた細胞を修復してくれるタンパク質のことです。免疫力を高めて病気を未然に防いだり、コラーゲンの減少を抑制したり、代謝を活発にして脂肪を燃やしたりと様々な効果があり、美容界や医療の分野でも注目されています。

 

 

f:id:maemukiworld:20170410000933j:plain

 


人間の体のあらゆる組織や細胞は、タンパク質で構成されています。しかし、タンパク質は傷つきやすい性質です。過度なストレスを受けると正常な働きができなくなってしまいます。一方で、タンパク質が傷つくとそれを修復するためのタンパク質が生まれます。それが、ヒートショックプロテイン(HSPなのです。

 


自己回復力を高めるHSPを増やすことができれば、美容面にも健康面にも好ましい効果が見込めると考えられます。HSPは、もともと体内に存在するものですが、加齢とともに減少します。また、傷ついたタンパク質を修復するためには、より多くのHSPが必要となります。つまり、体内に常に多くのHSPがあれば、治癒力を高め健康的な体になれるのです。

 

 

顔のたるみケアの効果を期待したいヒートショックプロテインの働き

 

 

◆病気の予防


HSPは、免疫細胞の一種であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させる働きがあります。NK細胞は、ガン細胞や病原菌を発見し退治する細胞です。体内にウィルスが侵入しても病気が発症しにくくなります。

 

f:id:maemukiworld:20170410001250j:plain

 

 

また、ガン細胞であることを知らせるためにHSPがガン細胞と結合する働きもあるようです。これにより、小さなガン細胞をNK細胞が発見できるようになり、より効率的に駆逐することができるようです。

 


◆美肌効果


HSPは、肌を若返らせる効果もあります。具体的には、メラニンの生成を抑える効果があり、紫外線による細胞へのダメージや炎症を抑制する効果があります。紫外線によって傷ついた皮膚のDNAの修復を促進します。コラーゲンの質の向上、産生量を増加させます。コラーゲンの分解酵素を抑制する働きもあります。

 


HSPには、種類があり、HSP47は、コラーゲンと結合して変異を修復し、HSP70は、紫外線ダメージによるシミ、シワを予防、修復します。

 

 

顔のたるみケアの効果を期待したいヒートショックプロテインの増やし方

 

 

実は、HSPは、ストレスを感じると増加します。緊張や運動、過圧、低酵素、紫外線、放射線などストレスの原因になるものはたくさんありますが、HSPを増やす最も手軽な手段としてよく知られているのが入浴です。

 

 

f:id:maemukiworld:20170410002506j:plain

 

 

「ヒートショック」と名付けられていることからも熱ストレスが最も有効な手段だと言えます。42度の加温で体温を38度に上げることがHPSを最も増加させるといわれています。


HSPを増やす為の入浴方法


▼準備すること


①あらかじめ自分の平熱を確認しておく

②入浴中に体温を測れると効果的、舌下で測れる体温計を用意すると便利です

③入浴の前には水分を十分補給しておく(目安は500ml)


▼入浴法


40度~42度の浴槽に10分~20分つかり、体温が38度以上になるように体を温める。

 

②入浴後はバスタオルやバスローブなどで全身をくるみ、熱を逃がさないように10~15分安静にします。

 

③体を保温した後は、自然に体温を戻します。水分補給をしっかり行って下さい。

 

④上記の入浴法は週2回がおすすめです。(HSP量が最大になるのは入浴2日後です)

 

※長く続けていると耐性ができてくるので、思うように体温が上がらないなどの効果の薄らぎを感じたら、HSP入浴法を1~2週間ほどお休みして下さい。


しかし、ここ数年、低体温の人が増えており、平熱が35度という女性も多くなっています。そういう人が、いきなり体温が38度になるまで入浴すると体調を崩す場合があります。

 

平熱が低い人は、1.5度プラスになる体温を目安に入浴することをおすすめします。また、ヒートショックプロテイン入浴は、いつもより高めのお湯に浸かるため、汗をたくさんかきます。入浴前の水分補給はしっかり行うことも重要です。

 

HSP入浴法の注意点


HSPを増やす入浴法は、熱めのお湯に浸かって効率的にHSPを増やす方法です。しかし、冬場は、入浴中の事故が発生しやすいため、注意することが大切です。

 

 

f:id:maemukiworld:20170410002951j:plain

 

日本では、毎年約4,000件もの死亡が報告されています。その原因と考えられているのが、住環境の温度差によって血圧の乱高下・脈拍変動が起こることです。

 


温かい部屋から寒い浴室に移動することで血管が縮み、お湯に浸かることで血管が急激に広がります。血圧が激しく変動することで心臓に負担がかかり、心筋梗塞脳卒中といった重大な疾患が起こってしまいます。

 

 

そして、死亡事故が最も多いとされているお湯の温度が42度なのです。冬場の入浴は、十分に注意する必要があります。入浴中での事故を回避するには、脱衣所や浴室を十分に温めてから入浴することが重要です。

 

 

顔のたるみケアの効果に期待できるヒートショックプロテインを増やす入浴以外の増やし方

 

 

HSPは、体を温めると増加するというものでしたが、入浴以外で体を温めることができれば、HSPを増加させることができるはずです。体の表面は、熱くなりませんが、発汗するほど体が温まり、HSPを増加させる可能性があるものがあります。それは、コラーゲンマシンです。

 


コラーゲンマシンは、633nm領域の可視光線を照射することで、線維芽細胞を刺激し、体内のコラーゲン生成を促進するというものです。光を照射する副産物として体を温める効果があります。

 

 

コラーゲンマシンの効果によって新しいコラーゲンが生成され、同時に熱ストレスによってHSPを増やすことで古いコラーゲンの修復・排出を促すことができます。もしかしたら、入浴より安全かもしれません。


コラーゲンマシンについては、以下の記事を参考にして下さい。

 

kaotarumi-taisaku.hatenablog.com

 

 

顔のたるみケアの効果に期待できるヒートショックプロテインを化粧品から増やす方法

 

 

HSPには、HSP47とHSP70の種類があることを上記でも述べました。そのうち、HSP47は、顔のたるみ、ほうれい線改善の鍵となるコラーゲンと結合して変異を修復する働きがあります。そのHSP47を高める成分として注目されているものがあります。それが、ナールスゲンです。

  

f:id:maemukiworld:20171202155934j:plain

 
ナールスゲンは、京都大学化学研究所と大阪市立大学大学院生活科学研究所との共同研究で見いだされたエイジングケア成分です。ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、HSP47を増やす効果があるのですが、特にHSP47は、1.3倍にも増やすことができるようです。

 


現在、ナールスゲンが配合されている化粧品は、たくさん販売されていますが、Ⅲ型コラーゲン増加効果のあるネオダーミルと一緒に配合されているナールスネオの美容液でしたら、劣化したコラーゲンを修復しながらも新たなコラーゲンの増加も狙って顔のたるみ、ほうれい線へと働きかけてくれるものとなります。

 

 

最近、肌のハリの低下が気になり、化粧品で即効コラーゲンを増やしたいとお考えの方には、おすすめの美容液です。


ナールスネオについては、以下の記事を参考にして下さい。

kaotarumi-taisaku.hatenablog.com