先日、久しぶりに友人と会って話をした時に、友人が「ビタミンAケアを始めた」と教えてくれました。確かに、久しぶりに会った友人のお肌は、40代後半ですが、たるみもなく、透明感があり、綺麗なお肌でした。ビタミンAと言えば、「レチノール」などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
私も、レチノール配合のアイテムを利用したことはあります。しかし、なかなか難しいですね。ちょっと、私には、刺激が強すぎた様でした。その友人の話では、ビタミンAケアをするには、ビタミンAと上手く付き合っていく事が大切だと話していました。ビタミンAをスキンケアに上手く取りいれていくには、ビタミンAの事を知ることが大切の様です。そこで、ビタミンAについて少しまとめてみることにしました。
顔のたるみケア、肌再生を目指せるビタミンAの効果とは
最近では、お肌の老化の原因には、加齢による老化と紫外線による光老化によるものと2種類あると言われています。肌老化の原因として占める割合は、加齢による老化が20%で光老化による原因が80%と言われています。それには、驚かされますよね。ですから、紫外線対策をしっかり行えば、肌老化の原因の80%は防げるということになります。
また、加齢によるものは、避けられない原因ですが、紫外線による光老化は、しっかりスキンケアをすれば防ぐことができるものです。紫外線で受けたダメージを修復し、肌本来の力を復活させてくれる成分として、一般的にビタミンCが良いと言われることが多いですが、実は、ビタミンAもお肌に及ぼす影響としてよい効果が期待され、常に注目されている成分なんです。
ビタミンAは、脂溶性ビタミンの一種で、主に動物性食品に含まれています。ビタミンAが摂取できる食品は、レバーやウナギが代表的です。色の濃い野菜に含まれるカロテノイドも体内でビタミンAに変化されます。ニンジンやカボチャなどに含まれるベーターカロテンもビタミンAに変換するカロテノイドの一種です。
私たちのお肌の内部には、常にビタミンAは、存在していますが、ビタミンAには、紫外線の光線エネルギーを受け止めて、細胞が損傷するのを防ぐ働きあると考えられています。光線エネルギーを受け止めるとビタミンAは、破壊され、その働きは、失ってしまいます。
つまり、紫外線を浴びる事で、ビタミンAは、減少してしまうのです。その為、光老化の進行を防ぐ為にも積極的にビタミンAを補うことは、重要なのです。
光老化については、以下のような記事があります。参考にしてください。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
◆ビタミンAが不足した場合のお肌への影響
- お肌が乾燥する
- 肌のキメの乱れが気になる
- 肌のハリの低下や小じわが気になる
- シミができやすい
- にきびや吹き出物ができやすい
- イボやウオノメができやすい
上記のようなお肌の症状を感じる方は、ビタミンAが不足している可能性があります。年齢に関係なく美しいお肌を維持したいのであれば、常に、お肌がビタミンAで満たされていることが必要になります。
◆期待できるビタミンAの効果
▼細胞のDNS損傷の修復へのはたらき
紫外線などのダメージで損傷した細胞のDNAの修復に働きかけます。お肌のシミ、シワやたるみなどは、細胞が傷つくことで起こるためこれらの予防や改善につながります。
▼お肌のターンオーバーを正常化にする
お肌のターンオーバーを正常化にすることで、古い角質やシミを外へと押し出してくれます。新しいお肌への生まれ変わりを促すことで、滑らかでキメの細かいお肌を作ります。
▼お肌の土台となる成分の生成促進
お肌のハリや弾力の土台となるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進し、ハリや弾力のあるお肌を作り、シワやたるみのないお肌へと導いてくれます。
顔のたるみケアに利用するために知っておきたビタミンAの形態
お肌に含まれるビタミンAは91%がパルミチン酸レチノールや酢酸レチノールなどのレチニルエステルと呼ばれるものです。これらは、安定性が高く、お肌への刺激が少ないという特徴からスキンケア用品にも使われることが多いです。
その他の形態として、レチノール、レチナール、レチノイン酸などがあります。お肌に含まれるビタミンAとしてこれらの形態が3%づつ含まれています。これらの形態は、安定性が低く、スキンケア用品に使われる場合には、お肌に刺激を与える場合もある様です。
毎日のスキンケアにビタミンAを取りいれる場合は、刺激の少ないレチニルエステルタイプのビタミンAの使用がおすすめです。
顔のたるみケアにビタミンAを利用する為の注意点
実は、ビタミンAは、とても刺激が強い成分だと言われています。ビタミンA配合のスキンケア用品を使用した場合、お肌は、新たに入ってくるビタミンAに対して過剰に反応し肌表面の剥離や乾燥、赤みが出てしまう場合があります。それは、元々お肌に存在するビタミンAが少なかったり、外から入ってくるビタミンAの刺激が強すぎると出やすいと言われています。
このようなお肌の反応をビタミンA反応と呼んだり、レチノイド反応と呼ばれている様です。
この様なお肌の症状は、アレルギー反応ではなく、一過性のものなので、1~2週間程度で落ち着くと言われています。お肌の状態に合わせて、使用量を減らしたり、使用をお休みしたり、お肌がビタミンAに慣れるよう調整することでお肌の状態が安定してくるようです。また、ビタミンA反応は、ビタミンAを使用した全ての方に現れるものではなく、反応が出ない方もいらっしゃるようです。
実際、ビタミンAを使用して、反応が出た場合に心配な方は、クリニックなどで相談することをおすすめします。また、使用に当たってもクリニックに相談してから使用するのも良い方法だと思います。
顔のたるみ、ほうれい線改善にビタミンAの利用はステップアップしながら継続するエンビロンがおすすめ
上記までで、ビタミンAに期待できる効果についてお伝えしました。お肌のハリ、弾力に大切なコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸生成の促進にも働きかけてくれるビタミンAは、顔のたるみ、ほうれい線改善にも効果が期待できそうですよね。
しかし、利用するには、ビタミンA反応がでるかも・・・・?と思ってしまったら、少し、怖い感じがしますよね。しかし、エンビロンの化粧品でしたら、最初は、刺激が弱いビタミンAから使用することができ、自分のお肌が慣れてきたと感じた頃に、カウンセリングに相談しながらビタミンAの濃度や形態をステップアップすることができるシステムになっているんです。
ビタミンA以外のビタミンもお肌のことを考え、バランス良く配合されているので、幅広く肌悩みに対応できる化粧品のようです。エステサロンや美容クリニックでも扱っているところが多いので、あなたの家の近所にも、もしかして、取り扱い店があるかもしれませんね。