顔のたるみケアの始め方!コラーゲン、プラセンタ、セラミド、炭酸は効果あり?

顔のたるみ、ほうれい線にコラーゲン、注射、セラミド、炭酸、その他について効果があるのかを伝えています。

顔のたるみによるほうれい線にイオン導入は効果ある?エレクトロポレーションは?

イオン導入美顔器は、かなり前から販売されていて、常に進化しているイメージがありますね。イオン導入美顔器と言えば、美肌効果のイメージがありますよね。毛穴のお掃除をしてくれたり、毛穴の引き締め効果などに良いという感じがあります。顔のたるみによるほうれい線などには、どうなのかな?と思っていましたが、どうやら効果がある様なんです。

 

 

また最近では、イオン導入と並行してエレクトロポレーションについても注目されています。イオン導入とエレクとポレーションの効果の違いについてもまとめてみようと思います。

 

 


顔のたるみほうれい線に効果があるイオン導入って何でしょう?

 

 

イオン導入って良く聞きますね。肌に良いんだな~と言うのもなんとなくわかります。しかし、イオン導入ってどうして肌に良いのでしょう?イオン導入すると肌がどんな状況になるのでしょう?わからないまま使うのも怖いので、そんな方の為にもシェアします。

 


そもそもの目的は、肌に浸透しにくい成分を微弱な電流を流して、肌の奥へ届けましょうと言うことで始まったのがイオン導入の様です。その浸透し難いけど肌の奥へ届けたい成分が、ビタミンC誘導体やプラセンタと言うことになります。

 

ビタミンC誘導体については以下の記事を参考にして下さい。

 

kaotarumi-taisaku.hatenablog.com

 


人間の肌の1番表側の角質層は酸性でプラスイオンが多いです。逆に、その内側の顆粒層はアルカリ性マイナスイオンが多いです。この2つは、反発しあい、角質層と顆粒層の間に電気の膜があります。この電気の膜が美容成分の浸透を妨げ、角質層より奥に届きません。

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イオン導入器で肌に電流を流すと角質層と顆粒層が中性に傾きます。反発しあう力が弱まり、美容成分の浸透を妨げていた電気の膜の働きも弱まって、肌の奥まで届くのです。一方、ビタミンC誘導体はマイナスイオインを帯びています。

 


プラス同士とマイナス同士は反発し合うので、イオン導入器でマイナスの電流を流すと反発したビタミンC誘導体が肌の奥まで押し込まれます。このように、角質層と顆粒層を中性に導き、ビタミンC誘導体を反発させることで、肌の奥へ浸透させると言う、2段階で肌に働きかけるのがイオン導入器です。

 

 

イオン導入器を使うと、手やコットンでスキンケア化粧品を肌につけるよりも数十倍高い浸透力になります。

 

 

イオン導入が評価され、話題になる理由は、薬物を体内に浸透させる方法として注射器を使わなくて良いと言う点にあります。それだけ、人間への負担がより少なくなるということで、近年、さらに研究も進められています。

 

 

具体的には、歯科では、局所麻酔の為に用いられたりする他、糖尿病治療剤、鎮静剤などのイオン導入の研究も進めらるほど注目されている方法のひとつです。

 

 

顔のたるみによるほうれい線に効くイオン導入美顔器とは

 

 

イオン導入美顔器は、微弱な電流を流すことで、水溶液の成分をイオン化させて肌の奥に浸透させてくれるものというのがわかりましたよね。肌は表皮と真皮の2種類に分けられます。加齢とともに真皮に存在するコラーゲンやエラスチンの減少によって顔のたるみが生じやすくなり、ほうれい線の原因になります。

 

 

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イオン導入美顔器を使うと、マイナスの力を持つビタミンC誘導体を肌に塗って、そこにマイナス電流を流すことでビタミンC誘導体の効果を肌の奥の方、つまり真皮に届けることができます。

 

 

このビタミンC誘導体はコラーゲンの生成などを促す働きがあります。肌にとって悪影響を与える活性酸素の働きを阻害し除去する働きがあります。顔のたるみによるほうれい線に作用する効果が期待できます。

 

 

つまり、、美容成分を肌の奥底まで浸透させて、その成分の力を最大限発揮させる補助効果をイオン導入美顔器は行ってくれることになります。また、マイナスの電流だけでなく、プラス電流を利用したお手入れができることもイオン導入美顔器の特徴でもあります。

 

 

肌に微弱なプラス電流を流すことで、皮膚角質層にあるプラスイオンが強化されます。その結果、体内のメラニンや不要な代謝物質などがプラスイオンに吸着し排除される効果があります。更に、イオンのマッサージ効果によって、肌の血行がよくなり新陳代謝が促進されるという効果も期待できます。

 

 

使用頻度としては、毎日使うと言うより、週に1回~2回程度で充分に効果を発揮しますので、週末のスペシャルケアとして使用すると良いでしょう。使用する化粧品は、ビタミンC誘導体が含まれているものやそれ以外にはマイナスイオンの力があって肌に浸透させることができる成分が入っているものを選ぶと良いと思います。

 

 

 

顔のたるみによるほうれい線に効果があるイオン導入美顔器の使っちゃいけない時

 


イオン導入って顔のたるみによるほうれい線に効果がありそうなことはわかりましたが、いつでも誰でも使って大丈夫なのでしょうか?

 

 

イオン導入ってそもそも皮膚に電流を流すことで刺激を感じる場合、問題が生じることが多いです。その為、一か所に長時間イオン導入を続けると、水の電気分解によりマイナス側の電極の付近が強くアルカリ性に変化してくれるため危険性も増します。薬剤自体導入時間が短くて済むような研究も進んでいます。

 

 

▼妊娠中の方

イオン導入で流れた電気が胎児に影響を与える可能性も否定できないため、妊娠中の方は、イオン導入を行えません。イオン導入の電流は皮膚の浅い部分しか通りませんので、理論上は胎児に影響を与えないと考えることができますが、その可否は実証されたことが無いため避けることが賢明です。

 

 

▼心臓ペースメーカーをしようしている方

イオン導入の電気が、ペースメーカーの機能波に影響を与える可能性があるため、避けたほうがよいとされています。

 

 

▼一部の美容外科手術をされている方

皮膚をリフトアップする為、「金の糸」などはイオン導入で流れた電気がそれに集中してしまい、ヤケドのような状態を引き起こす可能性があります。その為、このような異物が肌内に存在している場合にイオン導入を行うことは、大変危険です。

 

 

▼肌が不調なときはイオン導入を避ける

肌の調子が悪い時などにイオン導入を行うと肌が過敏に反応したり、肌の状態が更に悪化してしまうことがあるので避けた方がよいです。

 

 

例えば、重度のニキビが化膿して出血しているなどの場合は、イオン導入を行うことで、刺激を与えてしまう可能性があります。海水浴や山登りなどで急激に日焼けした場合なども肌は刺激を受けやすくなっているためイオン導入は避けた方が良いです。肌の調子が落ち着いた頃にイオン導入を行うことで、ニキビ跡を回避したり、日焼け後の回避につながるので、時期を待って行うようにしましょう。

 

 


顔のたるみほうれい線に効果があると話題のエレクトロポレーションって何でしょう?

 

 

エレクトロポレーションとは、電気の力で肌の奥まで美容成分を行き届かせる効果が期待できる方法でイオン導入と似ている部分もあり、最近、注目されている技術です。

 

 

エレクトロポレーションとは別名、「電気穿孔法」とも呼ばれています。最初は、エステなどの施術に使われていたようですが、今は、家庭用美顔器にも搭載されるようになり話題になっています。

 

 

イオン導入は、美容成分をイオン化させることで肌内部に浸透させることができたのに対し、エレクトロポレーションは、特殊な電気パルスで細胞と細胞の間に隙間を開き、できた空洞に美容成分を導入するという技術を採用しています。

 

 

そのため、今までイオン化できない美容成分でイオン導入できなかった美容成分にも使えるところが大きなメリットとして注目されています。

 

 

私たちの肌の一番外側には、バリア機能としての役割がある角質層があります。角質層には、レンガを積み重ねたように細胞が存在しており、その細胞との隙間に細胞間脂質(セラミドが埋め尽くされている状態です。

 

 

そこへエレクトロポレーションの技術により特殊な電気パルスで細かい振動を与えることによって、細胞同士が一時的に形を変え隙間を作り、美容成分を肌の奥に浸透させることができます。

 

 


顔のたるみによるほうれい線に効果が期待できるイオン導入とエレクトロポレーションとの大きな違い

 


イオン導入の初期のころは、お肌になかなか浸透しにくいビタミンC誘導体やプラセンタなどを肌の奥まで浸透させることができるという点で話題になり、注目されましたが、デメリットとして

 

 

  • イオン化されない成分に使用できない
  • 分子の大きいものには使用できない

 


などの点を指摘されることがありました。

 

 

エレクトロポレーションの技術は、そのイオン化導入で指摘されていた

 

 

  • イオン化されない成分にも使用できる
  • 分子が大きい成分にも使用できる

 


ということで、イオン導入のデメリットを解決してくれる技術です。因みに、イオン化されない成分、分子が大きい成分とは、ヒアルロン酸、コラーゲン、トラネキサム酸、CoQ10などです。

 

 

しかし、エレクトロポレーションは、言い方を変えると細胞同士に一時的に隙間を作って美容成分を浸透させるので、良いものだけでなく、悪い成分も入ってしまう可能性があるということです。例えば、合成成分や肌に負担をかける成分などが入っている場合には、体質的に肌トラブルを起こす可能性も生じます。

 

 

できる限り、無添加で安全なものを選ぶことが大切になります。合成保存料、合成香料、パラベン、界面活性剤、鉱物油防腐剤、乳化剤などの配合について、しっかりチェックすることをおすすめします。

 

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◆イオン導入が優れている点

 


一方、イオン導入にはできて、エレクトロポレーションにできないこともあります。エレクトロポレーションは、美容成分を導入することには優れていますが、お肌の汚れを除去することはできません。

 

 

しかし、イオン導入は、洗顔をしても落とすことができなかった見えない肌の汚れ、毛穴に存在する汚れなどを取り除くことができます。お肌や毛穴に存在する汚れは、マイナス電気を持っているので、プラスの電気で引き付けて取り除くことが可能です。これは、イオン導出と呼ばれています。

 

 

特に、毛穴の開きが気になり、毛穴に汚れが滞っている方には、イオン導出でお肌をきれいにすることはおすすめです。見えない汚れを取り除くことは、肌の乱れたターンオーバーを整え、硬くなった皮膚を柔らかくする働きが期待できます。そうすることで、大事な美容成分も浸透しやすい状態に導くことができます。

 

 

このようにして、それぞれの技術にはそれぞれのメリット、デメリットがあるという点は、理解できたと思います。自分の肌の状態に合わせて使い分けすることをおすすめします。

顔のたるみケアの始め方!肌がたるむ原因からスキンケアを考える

年齢を重ねるとともに、顔のたるみって気になってきますよね。顔のたるみって誰もがお肌の悩みとして抱える問題のような気がします。しかし、顔のたるみの原因って、いくつかの原因が重なって生じるものなので、一言では伝えられないんですよね。その点から考えてもとても厄介な悩みだと思います。

 

 

しかし、顔のたるみの原因がわかれば、対策やスキンケアをどうしたら良いのかがわかってくると思います。更に、原因がわかれば選ぶスキンケアのアイテムも選びやすくなると思います。お肌のためにどんなアイテムを選んだら良いか知る為にも顔のたるみの原因は、知っておいた方が良いと思い、まとめてみることにしました。

 

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顔のたるみケアの始め方!まずはどう考える?

 

 

顔のたるみが生じたら、美容クリニックが手っ取り早い!と思っている方も多いかもしれません。実際、私もある人に「たるんでしまった!」と相談したところ、「それは、も~~一度は、美容クリニックに行ってみるってもんでしょう・・・」と言われたことがありました。

 


しかし、美容クリニックって、痛い!知識がないと行きにくい!高額!などのイメージがないですか?なかなか最初に行くってハードルが高い感じがします。そう思っている女性って多いと思うんですが・・どうなんでしょう!美容クリニックへ行く前に、自分でケアできることがあれば、とにかく何でも試してみたい!と思いませんか?私は、どちらかと言うと、とりあえず、自分でできるケアは試してみたいと思ってしまいます。

 


そういう風に同じ思いで、年齢を重ねていきたいと思っている人にこの記事を読んで欲しいと思います。また、このサイトに訪問してほしいと思っています。

 


私は、40歳を過ぎて、自分の顔を日々見ながら「なぜ顔はたるむのか?」という疑問を持ったところから、このブログがスタートしています。

 


ですから、私が経験したことしかお伝えできません。でも、「なぜ、たるむのか?」と思った日から私の視線は、いつも話す相手のフェイスラインを見つめています。不思議ですよね~~~気になったら、そこばかりを見てしまうんです。

 


あまりに見過ぎて、親友まで失いかけました。私の視線が怖い様です。そんなことを思いながら、顔のたるみの原因については、一度整理してみようと思ったのです。顔のたるみケアの参考になればうれしいです。

 

顔のたるみの原因

 

 

顔のたるみの原因と言うことで調べてみると、一般的に言われている原因として、以下のような原因があることがわかりました。

 

  • 筋肉の衰え
  • 顔の骨の萎縮
  • 姿勢が悪い・スマホの見過ぎ
  • 頭皮のたるみ
  • 全身の機能の低下で代謝が落ちる
  • アンカーの衰え
  • むくみが原因
  • 顔の皮膚の脂肪の増加
  • 肌の弾力性の低下
  • 紫外線などの原因で活性酸素の増加
  • 肌の乾燥

 


一般的に顔がたるむ原因として細かく調べると上記のようになります。あ~わかる~というのもあるし、何それ?それも原因になるの?と思うものもあると思います。細かく見ていくとなぜ、顔がたるむのかがわかると思うので、以下、具体的にお伝えしていきます。

 

 

筋肉の衰えと顔のたるみの関係

 

 

筋肉は、30代に入ると徐々に衰えが始まると言われています。顔の筋肉も同じことです。しっかり動かしたり、鍛えなければ口元や頬にたるみが生じてしまいます。しかし、筋肉というのは、何歳からでも鍛えれば応えてくれるものだとも言われています。

 

 

この記事をたまたま読んでくださっているあなたが30歳でも60歳でも今日から筋肉を鍛えるための運動やマッサージを始めれば必ず筋肉は応えてくれます。ですから、顔のマッサージや表情筋トレーニングって大事なことだと言われているんですよね。

 


◆顔の骨の萎縮と顔のたるみの関係

 

 

年齢を重ねる度に衰えるもの、減少するものって多いです。骨格もその一つです。加齢とともに顔の骨は、萎縮し、細く小さくなります。いわば顔骨の骨粗しょう症です。それにより、眼の周りの眼窩は拡大し、眼のくぼみが生じ、眼の下にシワやたるみが生じることになります。

 

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若い時は、ハリのあった頬骨あたりも加齢とともに頬骨自体が平坦になり、ふっくらした曲線を失い、こめかみ部分はへこみが生じ、ごつごつした印象に変化していきます。顔の形も卵型に整っていたフェイスラインが骨格の変化に伴い自然に下垂して崩れたラインに変化します。

 

 

このような骨格の変化は、スキンケアではカバーできない原因の一つです。できれば、早いうちからサプリメントの摂取などで内側からケアすることが大切になります。

 


姿勢が悪いことと顔のたるみの関係

 

 

長時間パソコンに向かってデスクワークをする方は、つい猫背で顎を突き出した姿勢になりがちではないでしょうか?そのような姿勢を続けると首の後ろ側の筋肉がぎゅっと縮み、頭の後ろ側の筋肉が下に引っ張られることになります。

 


猫背のような状態が続くと顔も全体的に下方向に引っ張られた状態が続き、自然と口角が下がりへの字の口になります。猫背の姿勢を続けるということは、顔のたるみが生じてしまう状況を作ってしまうのです。

 


また、スマホなどのタブレットも同じようなことが言えるようです。長時間、情報端末を見続けることで、眼の筋肉に疲労が蓄積し、筋肉が下がりそれがたるみにつながってしまいます。

 


最近、姿勢も悪いし、顔のたるみも気になるという方は、座り方の姿勢、歩き方など日常生活を見直すことが大切です。また、猫背改善エクササイズを生活の中に取り入れることをおすすめします。

 

猫背に関しては以下の記事を参考にしてください。

 

tarumi-houreisen.hatenablog.com

 

 


◆頭皮のたるみと顔のたるみの関係

 

 

自分の頭から顔までを鏡でよく見てみると解ると思いますが、頭から顔まで一枚の皮膚でつながっています。頭皮がたるめばたるんだ分だけ顔に下がってきますので、顔の皮膚にも影響して顔のたるみが生じます。

 


頭皮のたるみは、髪の毛で覆われているためなかなか目で確認しにくい部分ですが、額のシワが気になり目元が落ちてたるみが気になるという場合には、頭皮のたるみが影響していると考えた方が良い様です。

 


その場合は、顔を中心に表情筋のエクササイズやスキンケアなどを頑張っても、当然、結果は変わらないことになってしまいます。頭皮のたるみが原因の場合には、まずは、頭皮のマッサージやシャンプーなどを見直すことが大切になってきます。

 

 

全身の機能の低下で代謝が落ちること顔のたるみの関係

 

 

外から取り入れたエネルギーや栄養素が体内で消費されることを代謝と呼びます。また、何もしない状態で体が勝手に消費するエネルギー代謝基礎代謝と呼んでいます。

 


この基礎代謝量は、年齢を重なるごとに低下すると言われています。基礎代謝が低下すると細胞に栄養素が行き届かなくなるので、肌細胞の活力や新陳代謝が衰え、肌のたるみ、シワ、シミ、と言ったトラブルが目立つようになります。


基礎代謝を上げることは、瑞々しい肌や若々しい体形、健康を維持するためにとても大切なことなのです。例えば、軽い運動などを習慣にすると基礎代謝を上げることができます。

 

 

アンカーの衰えと顔のたるみの関係

 

 

資生堂が世界で初めて顔の形状を支える肌構造を解明したということで話題になりました。この肌構造を「アンカー構造」と名付けたようです。資生堂は、89名の顔の肌の組織を調べたところ顔の肌に特徴的な突起状の構造体が確認できたということです。

 


一般的に顔の肌の真皮下部では、弾力・ハリの元となるコラーゲン繊維と弾性繊維が横方向に配列しているのに対し、アンカー構造の部分では両繊維が縦方向に配列していたということです。

 


それぞれのアンカー構造を調べると個人差が生じていて、アンカー構造が多い肌ではハリと弾力に満ちた若々しい肌が維持できているのに対し、アンカー構造の少ない肌は、たるみが生じている場合が多いことが分かったようです。

 

 

加齢とともに少なくなるアンカー構造の肌は、表情筋を使ったエクササイズでケアできることが資生堂の研究で確認されているようです。また、生薬「甘草」から抽出した成分にエクササイズと同様の効果が期待できることも確認されているようです。

 

資生堂の研究結果など気になる方は以下の記事をどうぞ。 

prtimes.jp

 


むくみと顔のたるみの関係

 

 

顔がむくむ時って個人差があると思いますが、大抵は、水分を取り過ぎた時、睡眠不足、体調があまり良くない時などに起こりやすいように思いますが、いかがですか?そんなときは、何かケアをしていますか?

 


顔のむくみは、誰もがむくんでいることを実感することはできても、なかなかそのまま放置してしまうことが多いということが調査でわかっているようです。顔がむくんでもそのうちきっと戻るし・・・と思っている方が多いということです。

 


普段、体内を巡っている水分は、老廃物とともに静脈で排出され汗や尿の形で体外に排出されます。デスクワークなどの身体を動かさない仕事をしている人や極端に運動をしない人などは、体内で水分を排出する力が重力に負けて、体内に溜まった水分が下垂してしまいます。

 


その排出されなかった老廃物で下垂した状態が続くと皮膚が伸びてたるみの原因になると言われています。むくみを放置すると顔のたるみが生じてしまうのも驚きです。まずは、むくまないように普段から気を付けることが大切ですよね。

 


アルコールの摂取を控えたり、体内の循環をスムーズにし水分を体内に蓄えないように気を付けることが大切です。また、適度に運動したりマッサージすることもむくみ予防につながります。一番は、規則正しい生活を心掛け、健康を維持することがむくみ予防につながります。

 

 

顔の皮膚の脂肪の増加と顔のたるみの関係

 

 

資生堂は、顔のたるみについて様々な研究を行っているようです。今では、加齢とともに真皮がどのように変化し、顔のたるみが生じるのかがはっきりわかっていなかった部分があるようです。

 


資生堂は、30歳~50歳の女性の真皮の細胞組織の研究を行った結果、加齢とともに真皮のコラーゲンなどの減少により徐々に細胞組織に空洞ができてしまうことが分かったようです。その空洞が大きい人ほど肌の弾力も低下してしまうようで、その空洞に脂肪がたまりやすくなり、その脂肪の重みで顔のたるみがしょうじてしまうということが分かったようです。

 

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いくつかの実験で真皮の幹細胞の働きを活発化し、コラーゲン生成を促進する成分に皮下脂肪組織の幹細胞エキスが効果的であると確認されたようです。また、ローズマリーから抽出した成分には、皮下脂肪組織の幹細胞を真皮側に引き寄せる作用があることが分かったようで、これらの成分を採用している商品であれば、顔のたるみケアに作用してくれるということになります。

 

資生堂の研究が気になる方は以下の記事をどうぞ。

 

www.j-cast.com



肌の弾力性の低下と顔のたるみの関係

 

 

20歳を過ぎると肌内部に存在するコラーゲンは、著しく減少すると言われています。コラーゲンは、肌内部でバネのような役割を担っています。コラーゲンが減少してしまうとお肌の弾力性が低下して顔のたるみの原因になります。

 


肌の弾力性の低下を予防することは、顔のたるみの予防に繋がるということです。いわゆる、コラーゲン減少を予防することは、顔のたるみケアにつながるということになります。

 


対策としては、コラーゲンやコラーゲン生成をサポートするビタミンCが配合されたスキンケア商品を継続的に使用する、サプリメントなどで体の内部からコラーゲンやビタミンCなどを摂取するなどのケアが考えられます。対策として取り入れるには、途中でやめることなく継続的に使用できるものを検討することが大切になるようです。

 


活性酸素の増加と顔のたるみの関係

 

 

「肌が酸化すると肌老化が加速する」と一般的に言われています。しかし、肌が酸化するとは、具体的にはどのようなことなのでしょう。例えば、紫外線、喫煙、大気汚染物質、予想外の過度な運動などは、日常生活で生じる酸化ストレスと言われています。これらのことが原因で体内に活性酸素が急激に増加してしまうという状態になります。

 


ある程度の活性酸素は、体内に必要なものですが、急激に増加してしまうことに問題があるようです。増加してしまった活性酸素は、体内で様々な物質にダメージを与え細胞障害を引き起こすことになります。

 


メラニンの生成が活発になりシミができやすくなったり、くすみなどのトラブルにつながります。コラーゲンにもダメージを与え肌が硬くなったり黄ぐすみを引き起こしたりします。あらゆるダメージを受けることで肌老化が一気に促進し、シワ、たるみへとつながる原因になります。

 

 

活性酸素の増加を防止し、肌の酸化を予防するためには、酸化ストレスに触れないことが一番です。酸化ストレスの中でも紫外線は、一番大きな原因だと言われています。まずは、一年を通してサンケアアイテムなどを利用して紫外線対策をしっかりすることが大切になります。

 


紫外線対策に加えて抗酸化物質を摂取したり身体全体で抗酸化力を高めることを日常に取り入れることが大切になります。スキンケアで考えるならば優れた抗酸化力があると言われているフラーレンアスタキサンチンなどが配合されたアイテムの利用がおすすめです。

 


肌の乾燥と顔のたるみの関係

 

 

肌の乾燥と顔のたるみってあまり関係ないと思っている方がいるかもしれませんが、思いっきり関係があります。しかも肌の乾燥は、20代でも起こりうる肌トラブルですが、スキンケアをしっかり行えば避けられる肌トラブルでもあります。

 


では、肌が乾燥すると顔のたるみにつながるのか?と言う点ですが、肌が乾燥すると皮膚の新陳代謝の機能が低下します。古くなった角質は剥がれ落ち難くなり、真皮のエラスチンやコラーゲン生成の機能も低下します。

 


エラスチンやコラーゲンの生成が上手く行われなければ自然とエラスチンやコラーゲンの減少状態が続き、皮膚の弾力性が失われてしまいます。肌の弾力が低下すると皮膚の重みに耐えることができず、顔のたるみへとつながっていきます。

 


これは年齢を重ねた方に起こりやすいことですが若い20代の肌にも起こりうることです。肌の保湿は、20代からしっかりと心掛ける必要があるということになります。

 

 

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顔のたるみの原因からケアの始め方を考える

 

 

上記までで顔のたるみの原因と言われている事柄を挙げてみました。お肌は、年齢の違い、生活習慣の違い、肌質の違いなどから人それぞれ状態が異なるので、顔のたるみケアを始めましょうと言ってもそれぞれケアの方法は、異なると思います。

 


しかし、上記に挙げた顔のたるみの原因は、現在一般的に原因として良く言われている事柄です。だいたい自分の状況と照らし合わせてみると、なんとなく思い当たる部分と言うのはあると思いますので、顔のたるみケアを始めるきっかけにしていただければ嬉しいと思います。

 

 

顔のたるみというのは、様々な状況の変化で徐々に進行していく肌トラブルです。それは、自分自身気付かないけれど、実は、20代から始まっている肌トラブルなのです。見えないけれどお肌の為に良いケアを続けてきた方は、肌老化の進行も遅くなります。

 


「なんだか年齢を重ねるって面倒だわ!」と思ってしまった方は、まずは、紫外線を浴びない、肌の保湿に心掛ける、規則正しい食生活を心掛けるだけでもお肌は変わってきます。できるケアから始めることをおすすめします。