スキンケアでも、オイルと聞くと、ベタベタ、ギトギトのイメージがありますが、体内で生成されない必須脂肪酸を積極的に摂取することは大切と言われています。外からのケアも、必須脂肪酸を含むオイルは、保湿力アップにつながるので、お肌に必要なものです。
その必須脂肪酸を含むバオバブオイルやマルラオイルは、以前から密かに人気ではあったのですが、今回その2つのオイルをナノ化してそこへプロテオグリカンも配合した新しい美容保湿液が今月の5月から発売されているようです。
その、オイルをナノ化したオイルクラッシュ製法の美容保湿液についてまとめてみました。
顔のたるみケアに効果を期待したいバオバブオイルとは
バオバブの木は、アフリカのサバンナに生息する世界でも最も大きな木の一つだと言われています。大きいものだと、樹齢1,000年以上、高さは47mほど、直径15mにもなると言います。バオバブの木は、乾燥しているサバンナの大地で長い年月を生き抜くために、4,500リットルの水を自身の木に貯えるそうです。
アフリカでは、当たり前のようにバオバブの実からオイルを採ることができますが、そのオイルの効果効能に関しては、とても優れたものがあると最近になって知られ始めているのです。さて、そのバオバブの実から採れるオイルには、どんな成分が含まれ、どのような効果があるのか気になるところです。
バオバブオイルは、体内で作られにくい数種の高純度脂肪酸と美容効果抜群の数種のビタミンから出来ています。バオバブオイルには、オレイン酸、リノレン酸、パルミチン酸、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンFが含まれています。それぞれの効果は、以下の通りです。
◆オレイン酸:保湿力が強く乾燥から肌を守り、老化を防ぐ働きがあります。
◆リノレン酸:必須脂肪酸の一つで、肌からの水分蒸発を防ぎ、肌を柔軟にする働きがあります。
◆パルミチン酸:飽和脂肪酸の一つで、シワを抑え、ニキビを減らすなどの働きがあります。
◆ビタミンA:皮膚の再生、肌荒れを防ぎ、新陳代謝を高め、ハリのある肌へ導きます。
◆ビタミンE:抗酸化力が強く、紫外線からのダメージに負けないお肌へ導きます。
◆ビタミンD:皮膚免疫機能に関わり、傷などを治します。アトピー性皮膚炎の改善に効果があります。
◆ビタミンF:アトピーと密接な関係があり、細胞の成長を助けると言われています。
以上が、それぞれの効果ですが、バオバブオイルとしての効果は、
優れた保湿力
優れた抗酸化力
アトピー改善への効果
抜け毛予防
アレルギー改善
などの効果が期待できると言われています。
顔のたるみケアへの効果を期待するマルラオイルとは
マルラの木は、南アフリカ原産の木です。南アフリカでは、豊穣のシンボルとされています。野生のゾウもマルラの木の実を食べることから「エレファント・ツリー」とも呼ばれています。マルラの実は、夏の時期1月~3月に梅の実ほどの大きな黄緑や黄色の実になります。アンチエイジングには、欠かせないビタミンCやビタミンEが豊富に含まれています。
その他には、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、ステアリン酸などの脂肪酸も多く含まれています。
◆パルミチン酸、オレイン酸は、バオバブオイルにも含まれているので、上記を参考にして下さい。
◆リノール酸:必須脂肪酸の一つで、乾燥肌、皮膚炎、ニキビを緩和させる働きがあります。
◆ステアリン酸:抗酸化作用があり、肌の保湿、抗菌作用、シワを防止する働きがあります。
◆カテキン:抗酸化作用、抗菌作用があり、ニキビの炎症、肌トラブルを抑える働きがあります。
◆ビタミンC:オレンジの4倍と言われています。シミ、くすみなどの原因を抑制します。
◆ビタミンEは、バオバブオイルにも含まれているので、上記を参考にして下さい。
マルラオイルについては、以下の記事も参考にして下さい。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
顔のたるみケアに利用したいオイルクラッシュウォーターに配合のプロテオグリカンについて
今回、バオバブオイルとマルラオイルをナノ化したというのは、株式会社Hug&Smilから販売されている「2.0.1.8オイルクラッシュウォーター」のことです。この「2.0.1.8オイルクラッシュウォーター」には、バオバブオイルとマルラオイルが配合されていますが、そこには、プロテオグリカンも含まれていると言うことです。
プロテオグリカンと言うと、EGFと似た様な働きをして、ヒアルロン酸やコラーゲンの産生を促進してくれるという頼もしい成分であり、エイジングケア効果も期待できるものです。
プロテオグリカンについては、以下の記事を参考にして下さい。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
バオバブオイルとマルラオイルをナノ化したという世界初の「2.0.1.8オイルクラッシュウォーター」に、プロテオグリカンが配合されていることを考えると、顔のたるみ、ほうれい線対策としても効果が期待できる美容保湿液なのではないかと考えます。
顔のたるみケアに利用したい「2.0.1.8オイルクラッシュウォーター」とは
「2.0.1.8オイルクラッシュウォーター」は、バオバブオイルとマルラオイルの2種類をオイルクラッシュ製法で、世界で始めてナノカプセル化した商品です。
このオイルクラッシュ製法により、オイルが微細化され、角質層まで染みこみます。また、ナノ化されたことで、優れた浸透力を得て、お肌に付けた瞬間から滑らかなお肌へと導いてくれる、オイルとローションの2層タイプ1本美容保湿液です。
使い方としては、洗顔後、すぐに2種類のオイルが混ざるようにシェイクした後で、お肌にスプレーして下さい。その後、、顔全体を手で包み込むようになじませたらお手入れは、完了です。忙しい女性には、嬉しすぎるほどの時短スキンケアになります。
アテニアの バオバブオイル配合のクレンジングも人気です。以下の記事を参考にして下さい。
顔のたるみケアには、原液と美容液どちらが効果的?
「2.0.1.8オイルクラッシュウォーター」に配合されている成分は、それぞれ単体で使用しても、十分にお肌の変化を実感できるほどの主役級の成分ばかりです。それぞれの効果としても個性が強い為、互いに配合してしまうとどうなってしまうのか、疑問がのこるとこです。
主役級の成分を互いに合わせるが為に、ナノ化も必要だったのかもしれませんね。販売されたばかりなので、口コミ評価も見当たらない状態ですが、お肌への浸透力は期待できそうなので、日々、忙しく、ゆっくりスキンケアができない女性にとっては、ありがたいアイテムになると思います。